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2011年10月10日

最期までイノベイティブだった〈彼〉について

2011年10月6日。

スティーブ・ジョブズ氏が亡くなった。




そのニュースが流れるやいなや、

前日までの新型iPhoneに対する酷評

「 5Sでなかった」
「デザインが変わっていない。」(見た目だけの批評なのだが・・・)

アップル社の株価まで影響を与えるまでに至ったiPhone4Sが

ジョブズさんの死後、予約殺到ででシステム障害を起こすほどに。



僕がジョブズさんを知ったのは、前の会社の入社初日のこと。

社長から「ムトーくん、とりあえず、これを読んどきなさい!」と

渡されたプリントが、以下の超有名スピーチを文字におこしたプリントだった。




[stay hungry,stay foolish]

このスピーチから6年しか経っていないが、

リンカーンの「人民の〜」やマーチン・ルーサー・キングの「I have a dream」と

同じくらい有名なスピーチになりそうな予感がする。


ぼくが、ジョブズさんの凄さを(頭でなく、身体で)感じたのは

すごーく遅ればせながら、数ヶ月前のある日。

新宿か渋谷の繁華街を歩いていた時のこと。


周りをみると、半分以上の人が、スマホをいじっている。

その全てがiPhoneではないかと思うが、

結局スマホ市場を創ったのは、ジョブズさん率いるアップル社。


その時「イノベーションって、何なんだろう?」って考えている時期だった。

スマホを多くの人が使う光景を見て

「あ、イノベーションって、これなんだicon05icon05icon05


と、雷に打たれた。



イノベーション とは(以下、wikipediaより転載)

イノベーション(innovation)とは、物事の「新機軸」「新しい切り口」「新しい捉え方」「新しい活用法」(を創造する行為)のこと。新しい技術の発明だけではなく、新しいアイデアから社会的意義のある新たな価値を創造し、社会的に大きな変化をもたらす自発的な人・組織・社会の幅広い変革である。つまり、それまでのモノ、仕組みなどに対して、全く新しい技術や考え方を取り入れて新たな価値を生み出し、社会的に大きな変化を起こすことを指す。


今、ムトーが、ツナグチカラを通じて、仕事していることは

「大都市と農山村、川根本町を通して
 それぞれの弊害を解消していく社会モデルづくり」


1年前には縁もゆかりもなかったような方や組織から

社会的なインパクトを創出し、社会課題を一緒に解消していこう!

と応援していただけている。


社会にインパクトをおこしていくには、
イノベーションは不可欠だ。


iPhoneの雷に打たれて以降、

ジョブズさんが、いいモデルになっている。



4Sは「for Steve」だった、と噂だったり

Soft Bank が、彼に敬意を表する4Sキャンペーンをおこしたり

と、ジョブさんの死が、なんだかんだ

iPhone4Sのプロモーション(販売促進)になっている。




・・・結局、それでいいんだと思う。




ムトーもこうして、iPhoneを充電しながら

MacBook Proを使い、Safariでブログをアップしている。


書いている内容は、

スティーブ・ジョブズのこと、iPhoneのこと、

アップル社のことだ。





ユダヤ人は死ぬ間際に自分に対して問う、

『ユダヤ人の最後の問い』というものがある。


それは『お前はお前であったか。』という問いである。


自らの死がアップル社へ、直接的な

売上数字をもたらしているスティーブ・ジョブズ。


今頃あっちの世界で、ほくそ笑んでいるのではないだろうか?



最期、というか、亡くなってからも

「ジョブズはジョブズであった」のだと思う。


そんなジョブズさんを、ぼくはこれからも

判断や価値や行動基準のモデルにさせて頂きます。





合掌












  

Posted by NPOツナグチカラ at 17:12Comments(0)ジムキョクチョーのつぶやき